ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2020.5.24 10:32日々の出来事

コロナ禍時代の「ゴー宣道場」の意義

前ブログのような暗い予言を自分で打ち破るために、
わしは「コロナ論」を描きためている。
政治家も専門家も、誰もわしは期待していない。
自分でこの最悪の事態を変えていく努力をするだけだ。

この「コロナ脳」時代が続く限り、皇位継承問題は先送り
されていく。
憲法改正問題も、この超委縮時代では盛り上がることは
ないだろう。
だからといって、「ゴー宣道場」は上の2大目標を諦める
わけではなく、いつでも浮上して戦える準備は進めておく。

「コロナ脳」時代には、人と人の距離が離れていく中で、
逆に信頼できる仲間を渇望する意識がどんどん強くなっ
ていくだろう。
正気を保つ、常識を保つことが、他の共同体では充足
できない状態になる。
思想的レベルで話が合う共同体は実は家族ですらない
場合がある。

我々が未来をどう切り開いていけばいいのかをこれから
「ゴー宣道場」で議論していかねばならない。
国の政策に依存して、我々は正気を保つことはできない。
精神を病む者、自殺する者は、今後増える一方になって
いくし、犯罪も増えるだろう。
「ゴー宣道場」は、この常識が崩壊していく時代の中で、
保守思想の実践の場として、役割が大きくなる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第117回 令和6年 5/25 SAT
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テーマ: ゴー宣DOJO in大阪「週刊文春を糾弾せよ!」

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